1/24スケール
LS
(画像提供、MT55Aマニアさん)
LSのキットは他社に先駆けて発売された。前期のGTとTI。さらに、後期になってもTIをキット化した。
上げ底シャーシ、スピード競技用で、セリカとシャーシを共用する。
実車が後期にマイナーチェンジすると、キットもチェンジした。また、ターボが登場したときもキットも発売された。
ただ、マイナーチェンジされても必要最小限の改良でバンパーはほぼ、前期の踏襲だった。
カスタムグリル、エアロがついた仕様。定価は100円アップにとどまる。
センスはそう悪くない。いがいに流通は少ないようで、ヤフーにもあまり出ない。
セダンも発売された。初期は、上げ底インテリアだったが、後に、大改良されしっかりしたインテリアがついた。
バンパーも改良され、飛躍的に良くなった。
2ドアと同じく、カスタム仕様があったが、グリル、ライトなど差別化している点に良心を感じる。
マルイ
いわずと知れた傑作。顔面変更、車高調整のほか、デカールでスモークウインドウが出来た。
すばらしい出来の純正ホイールが付き、完全ノーマルも可能だった。
この出来のよさは、今のフジミの百倍良い。
アオシマ
現在でも入手可能なベストセラー。写真のパッケージは、L20ETつきのもの。
「ザ・チューニングカー」のイメージが強いが、写真上のフルノーマル仕様も発売されていた。
アリイ
模型史に残る駄作。プロポーションの破綻。モーターライズの欠陥。ドア開閉不良。
インテリア不忠実。前期から発売され、マイナーチェンジに対応したもののグリルのみの変更。
下の右のキットは改良版でドアの開閉がなくなり、前後グリル、バンパーがボディー一体となった。
イマイ
アオシマに次ぐベストセラー。ただ、フロントマスクに問題あり。
ターボ用のゴールドラインがつかない。
アトラス
LSの前期をベースにアトラスの別売りパーツで改造したもの。アトラスの広告から。
このセンスは二十一世紀まで続いてほしかった。なんとも、名残惜しく、心に残るこだわりブランドだった。
LS1/24カンパニョーロエレクトロン101
昭和五十年代後半に発売されたオプションパーツセット。Bセットには「カンパニョーロ」が付属。
完成品ギャラリーのマシンXはこれを使用している。
ホイールの他に、自動車電話、フォグランプ、ルーフキャリア、シフトレバーなどがあった。